閣議後記者会見概要
H16.10.22(金)9:55~10:04 省内会見場
広報室
会見の詳細
閣議等について
- 大臣:
- 閣議と閣僚懇談会についてでございますが、防災特命担当大臣から平成16年台風第23号非常災害対策本部の設置等についての発言がございました。その後経済連携協定交渉に関する関係閣僚の意見交換を行いました。以上が閣議関係のご報告でございます。
監修料調査結果について
- 大臣:
- さらに1件ご報告を申し上げます。監修料の関係でございますけれども、これの全省調査につきましては先日国会答弁におきましても「出来れば今週中、間に合わなければ来週早々」ということをお約束申し上げたところでございますが、本日調査報告書案の最終的な説明を事務方から聞くことといたしております。説明を聞いた上で直ちに公表すべきと判断いたしましたら印刷等の準備はございますけれども、本日調査チームの主査であります厚生労働審議官よりプレス発表をさせていただく予定でございます。以上でございます。
質疑
- 記者:
- 発表は何時くらいになるのでしょうか。
- 大臣:
- これは今日国会の委員会も開かれますし、この後日程の合間をぬいますから、はっきり何時というお約束が出来ません。
- 記者:
- この問題について今後どのように厚生労働省、社会保険庁全体の信用回復みたいなものに取り組んでいきたいとお考えになられていますでしょうか。
- 大臣:
- これが一番大事なところだと思っております。そのことにつきましても後ほどの発表の際にさせていただきたいと存じます。
- 記者:
- 発表を受けないと大臣のお考えは述べられないということでしょうか。
- 大臣:
- そういうことでもありませんが、細部というかどうするかという話でありますから。一言で言うと全省あげて信用回復に努めるということで、そういう抽象的になら表現できますけれども、今のお尋ねがそういうお尋ねではなかっただろうと思ったので先ほどのお答えにさせていただきました。
- 記者:
- 厳正に処分するということですか。対処するということで理解してよろしいでしょうか。
- 大臣:
- 処分が入るかどうかは後ほど実態や、また処分するということになれば一つは法に触れていれば間違いなく処分しなくてはいけませんし、どういう実態になっているかをもう一度よく聞いてからの判断にいたします。
- 記者:
- 中間的な報告という形になるのかも知れませんけれども、どの程度把握したということなんでしょうか。例えば半分程度とか大方把握出来たとか。
- 大臣:
- いま私が聞いている範囲で言うと、かなり調査は進んだ、そういう感じであります。決して中間報告、まだ半分くらいですというようなご報告にはならないと思います。
- 記者:
- ほぼ全容に近いものが掴めたということでしょうか。
- 大臣:
- そういうふうにご理解をいただいていいと思います。
- 記者:
- 三位一体の関係ですけれども、先日地方との3回目の協議の場があったかと思いますが、それを踏まえて今度28日の最終的な取りまとめ案の考え方なのですけれども、それはこれまで厚生労働省が考えを示された生活保護とかの代替案をそのままでやっていく方針には変わりないということで。
- 大臣:
- 基本的には今、私どもの考え方を変えたものではありません。
- 記者:
- FTAなのですけれども、どういった意見が出たのでしょうか。
- 大臣:
- 官房長官からお話があると思いますから、むしろ聞いていただいた方がいいと思うのですけれども、私から言えることは、あまり具体的なことよりもお互いに忌憚のない意見を述べあったというような表現にさせておいて下さい。
- 記者:
- スギヒラタケを食べた腎不全の患者の方が亡くなったという例が新潟などであるようですが、それについて今後厚生労働省としてどのような対策を。
- 大臣:
- 今、専門家を派遣しておりますから、この専門家の調査結果を待ちたいと思います。
- 記者:
- 監修料なのですけれども、大臣としてどの程度、今報告を受けていらっしゃるのかということをお伺いしたいのですが。一部では5億とかですね、それ以上という報告があるのですけれども、大臣として今現在どの程度の報告を受けていらっしゃるのでしょうか。
- 大臣:
- いずれにいたしましても、今日発表致しますから、その時見ていただくのが一番正確になります。したがって今私が、あまり中途半端な数字、中途半端と言っているのは私も数字をきちんと知っているわけでもありませんし見てもおりませんから、今の私の知り得ていることで申し上げるよりも、いずれ今日中に発表致しますからその時に数字を見ていただくことがいいのではないかと思います。
- 記者:
- 牛肉の関係で、日米協議が再開されましたが、協議後は厚生労働省はどういう対応になりますか。
- 大臣:
- 協議後と言いますと、どういう。
- 記者:
- 輸入が再開されるような事態になった場合は、どういう対応になりますか。
- 大臣:
- それはもういつも言ってますように、私は食の安全を守る立場でございますから、きっちり国産の牛肉であれ輸入の牛肉であれ、安全を確保されるされるようにしなければならない。これが私どもの立場でございます。
(了)